P0939
油温センサー回路ロー
トランスミッション / 油温
OBD-II共通コード
中
コードの意味
P0939は、トランスミッションモジュールがトランスミッションフルードの熱を監視する油温センサーから異常に低い電圧(ロー側に固着した温度)を読み取っていることを意味します。エンジンは引き続き始動・動作しますが、信頼できる温度信号がないと、モジュールがシフトを変化させたりリンプモードに入ったりすることがあり、過熱から適切に保護できなくなります。
中
運転を続けても大丈夫ですか? 通常は走行可能ですが、有効な温度の読み値がないとモジュールがシフト挙動を調整したりリンプモードに入ったりすることがあります。過熱が気づかれないままにならないよう修理してください。
よくある症状
気づきやすい変化
- エンジン警告灯の点灯
- 荒い、または変化したシフト挙動
- トランスミッションがリンプ/フェイルセーフモードに入る
- スキャンツールでもっともらしくない低い油温の読み値
よくある原因
可能性の高い順
- 温度センサー信号線のグランドへのショート可能性が高い
- 油温センサーの故障よくある
- センサー部の配線やコネクターの不具合よくある
- センサー回路のグランドや基準の不良まれ
- トランスミッションコントロールモジュールの故障(可能性は最も低い)まれ
診断と修理の方法
順番に進めてください
- フリーズフレームデータを読み取り、油温の値を確認します。ロー側に固着した読み値は回路の故障を確認します。
- センサーのコネクターと配線にグランドへのショート、腐食、損傷がないか点検します。
- 既知の温度でセンサーの抵抗値を規定値と比較計測します。
- 配線の不具合を修理し、規定値外であれば温度センサーを交換します。
- コードを消去し、トランスミッションが暖まるにつれ読み値が上昇することを確認します。
よくある質問
すぐわかる回答
P0939が出ていても運転して大丈夫ですか?+
短距離であれば通常問題ありませんが、有効な温度信号がないとモジュールがトランスミッションを過熱から保護できないため、早めに修理してください。
P0939は消去するだけでよいですか?+
モジュールがロー側に固着した信号を読み取り続けるため、センサー回路を修理するまで再発します。
関連コード
P0939と一緒に検出されやすいコード
P0939をご自身で読み取り・消去
スマートフォンのOBD DashXで車をスキャンし、コードを確認して、修理が終わったら消去できます。
✓ 名称確認済み — SAE J2012 / ISO 15031-6内容はOBD DashXが確認しています