P2601
クーラントポンプA 制御回路性能/オフ固着
エンジン冷却
OBD-II共通コード
中
コードの意味
P2601は、パワートレインコンピューターが電動クーラントポンプに作動指令を出しているものの、その制御回路の性能が不足しているか、オフのまま固着していることを意味します。このため、想定通りに冷却水が循環しない可能性があります。ターボ車やハイブリッドシステムなどこのポンプに冷却を頼るエンジンでは温度が上昇することがあるため、エンジンがオーバーヒートする前に対処する価値があります。
中
運転を続けても大丈夫ですか? 短距離であれば問題ないことが多いですが、水温計を確認してください。電動クーラントポンプが作動しないと、エンジンや冷却対象の部品がオーバーヒートする可能性があります。
実際のスキャンデータ
過去1年間に
160
回のスキャンで検出
スキャンの
<0.1%
で発見
0.1%
故障のあるスキャンのうち
この数値は、当社独自のアプリおよびツールを通じて記録された診断スキャンのみを反映したものです。車両は通常、症状や警告灯の点灯をきっかけにスキャンされるため、この件数は当社のスキャン記録を示すものであり、特定のモデルにおける故障の発生率、または車両の品質・信頼性・安全性を示すものではありません。メーカーやモデル間の比較を意図したものでもありません。すべての商標はそれぞれの権利者に帰属し、提携や推奨を意味するものではありません。
よくある症状
気づきやすい変化
- エンジン警告灯の点灯
- 特にアイドリング時や渋滞時にエンジン温度が通常より高くなる
- 激しい走行や長時間の走行時にオーバーヒート警告
- 作動するはずの電動クーラントポンプが止まっている
よくある原因
可能性の高い順
- 電動クーラントポンプの故障(固着やオフのまま動かない)可能性が高い
- ポンプ制御回路の配線やコネクターのオープン、ショート、腐食よくある
- ポンプに電源を供給するヒューズの断線やリレーの故障よくある
- ポンプへのアースや電源供給の不良まれ
- PCMやクーラントポンプ制御モジュールの故障(可能性は低い)まれ
診断と修理の方法
順番に進めてください
- フリーズフレームを読み取り、関連するクーラントポンプコード(P2600、P2602、P2603)がないか確認します。
- ポンプのコネクターと配線に損傷、腐食、ピンの緩みがないか点検します。
- ポンプのヒューズとリレーを確認し、イグニッションオンで電源とアースがあるか確認します。
- 対応していればスキャンツールでポンプを作動させます。電源とアースが正常でも動かない場合はポンプを交換します。
- 配線とポンプの正常が確認できてから、制御モジュールを疑います。
よくある質問
すぐわかる回答
P2601が出ていても運転して大丈夫ですか?+
短距離なら問題ないこともありますが、水温計をよく確認してください。高温側に近づいたら走行を中止してください。オーバーヒートするとシリンダーヘッドが歪んだりエンジンが損傷したりすることがあります。
P2601は消去するだけでよいですか?+
消去しても解決しません。ポンプや回路に不具合があれば再発し、その間オーバーヒートのリスクがあります。
関連コード
P2601をご自身で読み取り・消去
スマートフォンのOBD DashXで車をスキャンし、コードを確認して、修理が終わったら消去できます。
✓ 名称確認済み — SAE J2012 / ISO 15031-6内容はOBD DashXが確認しています